日本SGIは、法人向けのリモートデスクトップソフトウェア「DesktopVPN」に新たなライセンスメニューを追加した。
日本SGIは1月28日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)形式で提供しているリモートアクセスソフトウェア「DesktopVPN」を強化し、Windowsターミナルサーバ環境で複数ユーザーが同時接続できるライセンスの販売を開始した。Windowsターミナルとは、サーバ上で仮想的に構成されたWindowsデスクトップのアプリケーション管理やツールなどをクライアントPCから実行する機能。
DesktopVPNは、SSL VPNを利用して安全に画面情報のみを伝送するシンクライアント形式のリモートデスクトップソフトウェア。従来は複数ユーザーで利用する場合、リモートアクセス先の端末に同時接続できるのは1クライアントだけで、業務システムとのアクセス共有やリモートアクセス専用サーバとの連携に対する要望が強かった。新サービスでは、同時接続するためのライセンスを提供する。これにより、システム管理者による一元管理が容易になった。
会員管理システムを整備し、請求書発行などによる法人取引が可能になった。これまでは個人顧客を対象としており、クレジットカード決済のみの販売だった。
最小構成価格は、5〜49ライセンスで1ライセンス当たり1万1340円/年。
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