ドコモは3月以降、PC向け定額データ通信サービスで利用できる通信プロトコルにFTPを追加する。VPN接続に続く緩和策となる。
NTTドコモは3月以降、同社が提供するPC向け定額データ通信サービスで利用可能な通信プロトコルにFTPを追加する。対象となるプランは「定額データプラン HIGH-SPEED バリュー」「定額データプラン HIGH-SPEED」「定額データプラン64Kバリュー」「定額データプラン64K」の4種。
PC向け定額データ通信の提供にあたりドコモでは、当初トラフィックの増加によるネットワークの圧迫を防ぐため、メールやWebなどの一部のサービスしか利用できないようサービスを制限し、VPN接続やFTP、telnet、SSHなどのプロトコルは利用できなかった。しかし、法人需要に応えるかたちで12月下旬からVPN接続に対応するなど、徐々に定額対象の通信範囲を緩和し始めていた。
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