NTTドコモは9月1日から、同社のPCデータ定額サービス「定額データプランHIGH-SPEED」向けに、2年間の継続利用を条件に利用料金を割り引く「2年割引」を新設するとともに、PCデータ接続の全プランに新たな販売方式の「バリューコース」「ベーシックコース」を適用すると発表した。
データ通信専用端末「N2502 HIGH-SPEED」の発売に合わせ、ドコモが指定する端末にの購入方法を変更し、「バリューコース」と「ベーシックコース」を適用する。指定端末の購入時にバリューコースを選ぶと、月額利用料金が従来のデータプランより735円安いバリュープランを選択でき、端末料金は分割での支払いが可能になる。ベーシックコースを選ぶと2年間の利用を条件に、店頭価格から1万5750円割り引いた価格で端末を購入できる。
2年割引は、PCデータ定額サービスについて2年間の継続利用を条件に月額利用料金の上限を3780円割り引くもので、「定額データプランHIGH-SPEED バリュー」は上限5985円(割引前の料金は9765円)、「定額データプランHIGH-SPEED」は上限6720円(割引前の料金は10500円)で利用可能になる。なお、途中で解約した場合には、9500円の解約金を支払う必要がある。
9月の導入にさきがけてドコモは、3月1日から8月31日まで「『定額データプランHIGH-SPEED』期間限定値引」を実施。期間中は2年間の継続利用契約を交わすことなく、割引適用後の料金でPCデータ定額サービスを利用できる。
さらにドコモではN2502 HIGH-SPEEDの購入者を対象とした特典を用意する。データ通信端末向けの「バリューコース」「ベーシックコース」の提供開始日から5月31日までの期間に同端末を購入したユーザーに対し、(1)店頭価格からの5250円割引(2)最大3カ月、最大2100円の基本利用料割引(3)最大3カ月の「ケータイ補償 お届けサービス」無料提供 を適用する。
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