住商情報、ホスティングサーバに「仮想」セキュリティパッチを当てる新サービス

住商情報システムは、同社のデータセンター顧客のサーバを保護するセキュリティ対策サービスを開始した。

» 2008年04月03日 16時48分 公開
[ITmedia]

 住商情報システムは、同社のデータセンター「netXDC」を利用する企業のサーバOSやデータベースのセキュリティ状態を最新にする「バーチャル セキュリティパッチ サービス」を開始した。

 同サービスは、米Blue LaneTechnologiesのセキュリティアプライアンス「ServerShield」を利用し、データセンターにホスティングしているサーバのOSや、データベースシステムを最新の状態に維持する。

 ServerShieldがネットワーク上のパケットを監視し、サーバやデータベースの脆弱性に関わるようなアクセスを防止する。セキュリティパッチを「仮想的」に当てるようなイメージになるという。これにより、稼働中のシステムを停止させてなくても、セキュリティを確保できるようになるとしている。

 サービス対象は、Windows Server、Sun Solaris、RedHat、Novell Suse、IBM AIX、Microsoft SQL Server、Oracle DataBase、Microsoft Exchange Server、Sendmail Mail Center、Courier IMAP、Cyrus IMAP、Microsoft IIS、iPlanet、Apache。そのほか、Samba、WU-FTPD、BIND、VMwareにも対応する。利用料は月額18万円(対象サーバ10台まで)から。

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