新機能の「SearchScan」が米国などのYahoo!に導入された。危険サイトには検索結果ページに警告マークが表示される。
米Yahoo!とセキュリティ企業のMcAfeeは5月7日、提携を発表し、McAfee SiteAdvisorの技術を使ってYahoo! Searchで危険なサイトを排除・警告する新機能「SearchScan」のβ版サービスを始めた。
SearchScanは米国などのYahoo!検索ではデフォルトで有効になり、閲覧しただけでマルウェアに感染するWebサイトが検索結果に表示されなくなる。さらに、ウイルスやスパイウェア、アドウェアなど潜在的に危険なソフトを配布するWebサイトや、迷惑メールの送信、メールアドレスを第三者に提供しているWebサイトの場合には、検索結果に警告マークを表示する。
SearchScanは米国、英国、オーストラリアなど9カ国のYahoo!検索で提供。日本での導入についてはコメントされていない。
SiteAdvisorはWebサイトの安全度をランク付けしてユーザーが危険サイトを見分けられるようにしたMcAfeeのツール。これまでに1億3500万回ダウンロードされているという。
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