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» 2008年05月13日 08時00分 UPDATE

ソフト開発も「工事」の1つ:日本オラクル、プロジェクト管理ツールの最新版を発売

日本オラクルはプロジェクト管理ツールの最新版の提供を同日から開始すると発表した。

[ITmedia]

 日本オラクルは5月12日、プロジェクト管理ツールの最新版の提供を同日から開始すると発表した。ソフトウェア開発プロジェクトや建設業の大規模工事などにおいて複雑化する契約管理、進捗管理、原価管理、会計処理の管理などを効率化し、円滑なプロジェクト運営に必要な迅速な意思決定を可能にするという。

 新製品は「Oracle Projects」の最新版。プロジェクトの契約を管理する「Oracle Projects Contracts」、投資対効果を分析する「Oracle Project Portfolio Analysis」を新たに追加し、プロジェクトの可視化を可能にする。過去のデータから、マージン率や原価率について未来を予測する機能なども加えている。

 同社製品戦略統括本部アプリケーションビジネス戦略でディレクターを務める桜本利幸氏は、2009年4月から始まる新たな工事進行基準により、Oracle Projectsの市場が拡大すると意気込む。工事には土木業や建設業だけでなく、受注製作のソフトウェア開発も含まれる。

 工事の実施における会計基準には従来から「工事進行基準」と「工事完成基準」の2つがあり、一部例外を除くと企業はどちらかを選択して適用することができた。工事進行基準はプロジェクトの進捗状況に合わせて売り上げを分散計上するのに対して、工事完成基準では工事が完了して検収書を受け取ってから売上を計上する。

 だが2009年4月以降は、工事による収益や原価、進捗などを明確化する工事進行基準での収益計上が強く求められる。税務上1年以上かつ10億円以上の工事は工事進行基準が強制適用される。

 収益、原価、進捗度などを見積もれなければ工事完成基準が適用されることになり「適正な見積もりができていないことを公言するのと同じ」になるという。そのため、ソフトウェア開発を含めた工事の実施者は、工事を伴うプロジェクトを詳細に管理する必要が出てくる。

 価格は、今回追加した「Project Contracts」が最小構成で720万円からとなっている。

oracle.jpg ガントチャートによりプロジェクトの各作業を最短で完了させるスケジュールが分かる

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