日本オラクル、新社長に元IBMの遠藤氏

日本オラクルは4月24日、同日に開催した取締役会において、遠藤隆雄(えんどうたかお)氏の社長就任が決まったと発表した。

» 2008年04月24日 16時12分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは4月24日、同日に開催した取締役会において、遠藤隆雄(えんどうたかお)氏の社長就任が決まったと発表した。2008年6月1日付けで社長執行役員・最高経営責任者に就く。現代表取締役社長・最高経営責任者である新宅正明氏は、6月1日付けで代表取締役会長に就任する。

 遠藤隆雄氏は、同じ取締役会決議で取締役候補者に内定し、8月下旬開催の日本オラクルの定時株主総会の決議をもって取締役に就任する予定。

日本オラクルの新社長に就任した遠藤氏

 日本オラクル広報によると、遠藤氏を社長に選んだ理由は「アウトソーシングや製造業分野での顧客とのコミュニケーションの実績」という。「営業、販売体制の強化が狙い」としている。

 遠藤隆雄氏は、1954年1月19日生まれ。1977年東京大学工学部卒業後、同年に日本IBMに入社した。社長補佐、営業計画管理担当などを経て1999年に米IBMへ出向。帰国後は、サービス事業企画を担当し、製造・流通サービス事業部長を経て2001年に取締役インダストリアル・サービス事業部長に就任した。2006年に常務執行役員BTO事業担当。2007年8月に日本IBMを退職していた。

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