GUIでリポジトリにアクセスできるTortoiseSVNを用いれば、WindowsユーザーでもSubversionによるバージョン管理が簡単に行える。本稿では、TortoiseSVNの導入から基本的な使用方法までを解説する。
Windows環境でSubversionによるバージョン管理を行いたい場合に便利なのが、GUIでリポジトリにアクセスできるTortoiseSVNだ。本記事では、TortoiseSVNの導入から基本的な使用方法までを解説する。
TortoiseSVNは、Windows 2000/XP/Vistaで動作するSubversionクライアントである。エクスプローラの拡張機能としてインストールされ、エクスプローラからGUIでファイルのチェックアウトやコミット、アップデートといった作業を行えるのが特徴だ(図1)。
TortoiseSVNはTortoiseSVN Projectのダウンロードページからダウンロードできる。32ビット版と64ビット版のバイナリインストーラが用意されているほか、UIを日本語を含む各種言語に対応させるLanguage packsも用意されている。
インストーラでは特に設定すべき項目はないので、すべてデフォルトのままでインストール作業を進めよう(図2、3)。インストールの完了後、Windowsを再起動するとエクスプローラからTortoiseSVNを利用できるようになる。
UIを日本語化したい場合は続けてJapanese Language packをインストールする。Japansese Language packのインストールが完了したら、エクスプローラのショートカットメニューから「TortoiseSVN」-「Settings」を選択してTortoiseSVNの設定画面を開き、「Language」で「日本語」を選択して「OK」をクリックすれば、UIが日本語化される(図4、5)。
Copyright © 2010 OSDN Corporation, All Rights Reserved.