WindowsでSubversionを使う:TortoiseSVNでバージョン管理Beginner's Guide(1/4 ページ)

GUIでリポジトリにアクセスできるTortoiseSVNを用いれば、WindowsユーザーでもSubversionによるバージョン管理が簡単に行える。本稿では、TortoiseSVNの導入から基本的な使用方法までを解説する。

» 2008年09月05日 09時04分 公開
[松島浩道,SourceForge.JP Magazine]
SourceForge.JP Magazine

 Windows環境でSubversionによるバージョン管理を行いたい場合に便利なのが、GUIでリポジトリにアクセスできるTortoiseSVNだ。本記事では、TortoiseSVNの導入から基本的な使用方法までを解説する。

TortoiseSVNをインストールする

図1 図1 TortoiseSVN

 TortoiseSVNは、Windows 2000/XP/Vistaで動作するSubversionクライアントである。エクスプローラの拡張機能としてインストールされ、エクスプローラからGUIでファイルのチェックアウトやコミット、アップデートといった作業を行えるのが特徴だ(図1)。

 TortoiseSVNはTortoiseSVN Projectのダウンロードページからダウンロードできる。32ビット版と64ビット版のバイナリインストーラが用意されているほか、UIを日本語を含む各種言語に対応させるLanguage packsも用意されている。

 インストーラでは特に設定すべき項目はないので、すべてデフォルトのままでインストール作業を進めよう(図2、3)。インストールの完了後、Windowsを再起動するとエクスプローラからTortoiseSVNを利用できるようになる。


図2図3 図2(左) TortoiseSVNのインストーラ。本記事では、「TortoiseSVN 1.4.2.13595(32ビット版)」を使用している
図3(右) インストールするコンポーネントを選択できるが、デフォルトのままで問題ない

 UIを日本語化したい場合は続けてJapanese Language packをインストールする。Japansese Language packのインストールが完了したら、エクスプローラのショートカットメニューから「TortoiseSVN」-「Settings」を選択してTortoiseSVNの設定画面を開き、「Language」で「日本語」を選択して「OK」をクリックすれば、UIが日本語化される(図4、5)。


図4図5 図4(左) TortoiseSVNおよびJapanse Language packのインストール後、適当なフォルダ上で右クリックし、ショートカットメニューから「TortoiseSVN」-「Settings」をクリックして設定画面を開く
図5(右) 「一般」項目の「言語」で「日本語」を選択すると、UIが日本語化される

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © 2010 OSDN Corporation, All Rights Reserved.

注目のテーマ