アカマイは、クラウドコンピューティングの普及を目指すソフトウェアベンダーとの提携と、アプリケーション配信管理ツールを発表した。
アカマイは11月12日、クラウドコンピューティング推進を目的とした「EdgeComputing アライアンス」の発足ならびにアプリケーション配信管理ツール「Configuration Manager」を発表した。
EdgeComputing アライアンスは、クラウドコンピューティング環境に適したコンピュータ処理技術の実現を目的に、国内の独立系ソフトウェア開発ベンダー(ISV)7社と共同で取り組むもの。クラウドコンピューティング環境おけるアプリケーションの高速化や容易なカスタマイズなどをテーマに、アカマイが開発環境をISVに提供する。
アライアンスに参加するISVは、クラスメソッド、セカンドファクトリー、デジタル・クルー、デフィデ、バーチャルテクノロジー、プリファードインフラストラクチャー、リトルソフトの7社。
併せて発表したConfiguration Managerは、同社のネットワークを経由してWebアプリケーションを配信するユーザー企業向けに提供する。Webアプリケーションの構成管理や変更、配信テストなどの機能があり、利用企業では配信アプリケーションの管理が容易になるという。
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