Wi2、企業向けデータ通信とリムジンバスの無線LANサービスを開始どこでもインターネット

ワイヤ・アンド・ワイヤレスは、4月から企業向けのデータ通信サービスとリムジンバスで利用可能な無線LANサービスを始める。

» 2009年03月25日 14時52分 公開
[ITmedia]

 ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2、旧アッカ・ワイヤレス)は3月25日、企業向けのデータ通信サービスと、リムジンバスで利用可能な無線LANインターネット接続サービス「Wi2 Vehicle」を4月から始めると発表した。

 企業向けデータ通信サービスでは、「Wi2 Mobile」「Wi2 300」「Wi2 Biz」と称した3種類のインターネット接続が可能なサービスを提供。Wi2 Mobileは、ソフトバンクモバイルの携帯電話網を同社が借り受けて、専用のデータ通信カードでインターネット接続をできるようにする。

 Wi2 300は、IEEE 802.11nおよび11iを組み合わせて、最大300Mbpsの無線LAN接続と暗号化通信およびユーザー認証のサービスを特定エリアで提供するもの。当初は東京・丸の内エリアを対象に「丸ビル」「新丸ビル」「丸の内オアゾ」の3施設で提供し、都内の主要な商業施設やオフィスビルに拡大させる。

 Wi2 Bizは、Wi2 MobileとWi2 300を組み合わせて会議室や展示会場などの施設で一時的に無線LANインターネットを利用できるようにするサービス。Wi2 Mobileでソフトバンク網に接続した端末に専用のモバイルルータを併設して使用できる。

 Wi2 Vehicleは昨年12月から試験運用するリムジンバスでの無線LAN接続サービスを商用化するもの。4月から成田空港と羽田空港を発着する全路線の車両に順次機材を搭載し、6月に有料化するという。

 利用料金は、Wi2 Mobileが初期手数料2700円(税別)と月額基本料5480円(同、2年契約が必須)。Wi2 300が月額基本料100円のほか、980円上限とする従量課金になる。Wi2 Bizでは、Wi2 Mobileの料金に加えてモバイルルータの購入が必要(販売価格3万円、レンタルは検討中)になる。

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