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» 2009年05月05日 09時44分 UPDATE

ビジネスマンの不死身力:五月病を乗り越える6つのステップ (2/3)

[竹内義晴,ITmedia]

五月病を乗り越える6つのステップ

1. ストレスに感じ、自信を失っていることを探す

 実際にあなたが感じているストレスを書き出してみよう。「嫌なこと」「先輩や上司の気になる言動」など、思うがままにノートに書き出してみるのもいい方法だ。「ふざけるな!」など汚い言葉を使って遠慮せずに書いてみるのがポイントだ。これにより、頭の中で無意識に解釈していた「何がストレスを感じさせたのか」という本当の理由を意識できるようになる。

2. 「何に無理をしているのか」をまとめる

 書き出した内容を見て、「一言で言うと、今まで何に無理をしてきたのか」をまとめてみる。それによって、あなたが気付かないうちに何に対して頑張ってきたかを理解できるだろう。

3. 不満を口に出す

 大声を出せる場所を探して、実際に言葉に出してみるのもいい方法だ。カラオケボックスや車の中などで思い切り不満を声に出し、すっきりするまで言葉にしてみよう。体の「内」にあるストレスを意識的自分の「外」に出すようにするのだ。大声を出すだけでずいぶんとすっきりできる。また思うがままに大声を出すと、自分の言葉を自分で聞いて、「こんなことに怒っていたのか」と改めて気付き、「たいしたことじゃないな」と思えるようになる。ちなみに筆者は車の中でよく心の中に溜まった老廃物を出している。

4. 無理している自分と対話する

 「嫌なこと」や「過去の場面」を思い出していると、そのシーンが映像(イメージ)として現れたり、頭部や心臓周辺、下腹部などの体の一部に違和感やモヤモヤを感じる場合がある。映像の中に映っているあなたや違和感を覚えた部分に意識を向けて、「何が嫌なの」と子供に話しかけるように聞いてみよう。お母さんになったかのように聞くことが大切だ。頭で考えずに、ふと浮かんできた感覚や言葉を大切にして、あなたの本音と対話をしてみよう。

5. 無理をしてきた自分にねぎらいの言葉をかける

 「今までよく頑張ってきたね」「無理させてごめんね」など、無理せざるを得なかったあなたにねぎらいの言葉をかけてあげよう。ストレスとは、「頑張らなければならない」と思い込んでいるもう一人のあなたが「頑張っている私の存在に気付いて」と訴えてきているのである。それはまるで、かまってもらえずにすねてしまった「駄々っ子」のようなものだ。もう一人のあなたの存在に気付き、ねぎらってあげることで、すねた「駄々っ子」は納得するのである。心の中でつぶやいてもいいが、ちゃんと言葉にして言ってあげよう。

6. 今起きていることで、何が得られたかを考える

 ここまでのステップで気持ちが軽くなったら、今のつらい状況から何を得られたかを考えてみよう。例えば、足を怪我することはネガティブな事件だが、動ける範囲が制限されたことでゆっくりする時間ができた、勉強する時間ができたととらえることもできる。

 物事には表と裏の2つの側面がある。とらえ方ひとつで、目の前で起きている出来事はマイナスにもプラスにもなりうる。プラスの一面が見えてくると、今の状況にも意味があるということが腹に落ちるはずだ。「今、○○になったおかげで△△を得ることができた」といった文章を書き出してみるのもいい。

 この6つのステップにより、あなた自身の感情をコントロールでき、ストレスと上手く付き合えるようになる。

 仕事に慣れず、自分を責めてしまう気持ちはよく分かる。だが、考えてみてほしい。あなたの周りにいる先輩だって、最初から仕事ができたわけではない。かつてはあなたと同じ新人で、何もできなかったのだ。あなたは、仕事で一人前になるための階段を上り始めたばかりである。一歩ずつ着実に上がっていけばいい。

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