PFU、SharePointと連係するECM製品を発売

PFUは、イメージススキャナ「fiシリーズ」やSharePoint Serverを利用したコンテンツ管理製品を発売した。

» 2009年06月04日 16時13分 公開
[ITmedia]

 PFUは6月4日、エンタープライズコンテンツ管理(ECM)の新製品「Scandoc Pro for SharePoint」を発売した。9月30日から出荷する。

 同製品はマイクロソフトのSharePoint Serverと同社のイメージスキャナ「fiシリーズ」と連係。米KnowledgeLakeが開発したSilverlightべ−スの高速イメージ表示技術を利用し、ユーザーが必要とするドキュメントの検索と表示をWebブラウザで直感的に行えるようにした。

 従来はイメージデータをPDFやTIFF形式などで保存すると、閲覧の際にファイル形式ごとの専用ソフトが起動するため、表示に時間がかかったり、操作方法が異なったりするなどの課題があった。

 fiシリーズで入力したイメージデータにキーワードを付けることで、SharePointにデータを登録できる。大量のイメージを登録する際に、紙の折れ曲がりなどでエラーとなったデータを自動検出するため、登録時の確認負担が軽減されるという。

 価格は、5クライアントのライセンスが100万円(税別)、10クライアントの追加ライセンスが80万円(同)。別途、Windows Server 2008とfiシリーズ本体などが必要になる。今後2年間で1000システムの販売を見込む。

過去のニュース一覧はこちら

関連キーワード

PFU | SharePoint | ECM | 文書管理 | Silverlight


関連ホワイトペーパー

文書管理 | ECM | Silverlight


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ