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» 2009年06月13日 08時00分 UPDATE

ビジネスマンの不死身力:五感の強み、生かせていますか? (1/2)

ビジネス上の課題を解決するためには、漫然とではなく、自分の五感の強みを意識して考えてみると、思いもよらない解決策に結びつくことがある。これはなぜだろうか。

[竹内義晴,ITmedia]

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 みなさんは、物事を理解した時にどういった言葉を使うだろうか。そのまま「理解した」と言う方もいれば、「イメージができた」と言う方もいる中、わたしは「腑に落ちた」や「しっくりきた」という言葉をよく使う。

 この差は、その人が物事を考えるときに、五感のどの部分を強く働かせているかということに由来する。そして五感の強みを知っておくと、新しいアイデアや課題を考える時に応用が効く。わたしは論理的に考えることに加えて、「見て、聞いて、感じて」考えるようにしている。自分の強みが「体感すること」であり、それを意識することで課題解決につなげることができるからだ。

人は五感の情報に基づいて、世界を認識する

 コミュニケーションや自己啓発の技法を体系化した「神経言語プログラミング(NLP)」の中に「VAKモデル」と呼ぶ理論がある。これは、人が世界を認識するための五感について、「視覚(Visual)」「聴覚(Auditory)」「体感(Kinesthetic)」のどれを使うかは、人によって差が生じるという理論だ。この差に優劣はなく、人によって五感の強みが違うと考えてほしい。

 「視覚型」の場合、物事を考えるときにイメージがパッと浮かぶ。物事を映像としてとらえているわけだ。「聴覚型」は言葉や理論を大切にし、音を聞いて学習することが得意だ。「体感型」は、感触や触れ合いに反応しやすい。

 あなたがどの感覚に強みを持っているかを知るために、昨晩の夕食を思い出してみよう。例えばそれが焼き肉だったら、網の上にある肉の映像を思い浮かべているかもしれない。「焼き肉」という言葉や肉が焼ける音が聞こえてきたり、カルビの甘い肉の味を思い出したりしているかもしれない。

 この実験の結果は人によってさまざまだ。映像を思い浮かべる方は視覚で見ていることになるし、言葉や音を思い出す方は聴覚で聞いていることになる。味などを思い出す方は、体感で味わっているといえる。

 考え事をしている時に、あなたが五感のどの強みを生かしているかを意識してみてほしい。それがあなたの特徴になる。それを意識することで、新たなアイデアや問題の解決策を生み出しやすくなる。

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