クリアスウィフトは、電子メールおよびWebのセキュリティアプライアンスなどの最新版を8月に発売する。
クリアスウィフトは7月9日、電子メールおよびWebのセキュリティ製品の最新版として、アプライアンス版と仮想化環境向けのソフトウェア版を8月に発売すると発表した。GUIの変更やWindows Server 2008 Hyper-Vへの対応などを図った。
発売するのは、メール用セキュリティアプライアンス「Clearswift Email Appliance 2.8」と、Web用セキュリティアプライアンス「Clearswift Web Appliance 1.4」、両製品のソフトウェア版の計4製品。アプライアンスはデル製サーバで提供し、ソフトウェア版ではデル、IBM、HP、富士通、日立の指定ハードウェアを利用する。
2製品共通の新機能では、CSV形式のテキストファイルで検索キーワードやコンテンツフィルタリングなどに使うキーワードを一括登録できるようにしたほか、VMware製品との連係強化、GUIのデザイン変更などを行った。
また、Email ApplianceではWindows Server 2008の仮想化プラットフォームのHyper-Vに対応したほか、スパム対策の強化を図った。Web Applianceでは認証時のヘッダーをバイパスする機能を追加した。
英Clearswift製品管理ディレクターのアラン・ホッケー氏は、「ユーザーの3割が仮想化環境で運用しており、メールとWebの2つのソフトウェアをそれぞれのゲストマシンにインストールしても利用できる」と説明した。
参考価格は、アプライアンス版のEmail Applianceが63万8000円から、Web Applianceが87万8000円から、ソフトウェア版のEmail Applianceが36万円から、Web Applianceが50万円から(いずれも50ユーザー時、税抜き)となっている。
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