「Fedora 12」正式版リリース――仮想化やビデオ機能を強化

Fedora 12では、Theora 1.1採用でHDビデオのストリーミングが可能になったほか、仮想化やネットワーク設定機能が強化された。

» 2009年11月18日 13時57分 公開
[ITmedia]

 米Red Hatが支援するFedora Projectは11月17日、Linuxディストリビューション最新版「Fedora 12」を発表した。プロジェクトのWebサイトからダウンロードできる。

 FedoraはRed Hatの無償のLinuxディストリビューションで、半年に1度のリリースサイクルを持つ。最新版では、オープンソースのビデオコーデック「Theora 1.1」を採用することにより、高精細(HD)ビデオのストリーミングおよびダウンロードが可能になった。また、ネットワーク設定機能の「NetworkManager」や仮想化機能を強化した。

 そのほか、パッケージ管理ツールの「PackageKit」のファイル圧縮機能が改善され、デバッグツール「SystemTap 1.0」、「NetBeans 6.7.1」が搭載された。

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