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「初のiPhoneワーム」作者、アプリメーカーに就職へ

iPhoneの壁紙をリック・アストリーに変えてしまうワームの作者が、iPhoneアプリのメーカーに採用されたことを自身のTwitterで明らかにしたという。


 「初のiPhoneワーム」として騒がれた「Ikee」の作者が11月26日、オーストラリアのiPhoneアプリケーションメーカーに採用されたことを自身のTwitterで明らかにしたという。セキュリティ企業の英Sophosがブログで伝えた。

 Sophos研究者グラハム・クルーリー氏のブログによると、Ikeeを作成したのはオーストラリアに在住する21歳のアシュリー・タウンズ氏で、同国のiPhoneアプリケーションメーカーのmogenerationに入社することになったという。

ikeegetjob.jpg Twitterで就職を報告した「Ikee」の作者(Sophosより)

 IkeeはJailbreak(「脱獄」の意味、iPhoneのロックを解除して非公認ソフトを実行できるようにすること)版のiPhoneを標的としたワームで、11月上旬にオーストラリアで出回った。iPhoneの壁紙を歌手のリック・アストリーの写真に変えてしまうが、それ以上の悪質な機能は実装していない。

 しかしクルーリー氏は、Ikeeは多数の被害者のiPhoneを勝手に改ざんしただけでなく、情報窃盗などの実害を伴う新手のワーム「Duh」(別名Ikee.B)のテンプレートとして利用されたと指摘。ウイルス作者に更生の機会を与えることに反対はしないが、タウンズ氏が自分のしたことを反省する様子もなく、無責任な行為が報いられてしまうのは納得がいかないと批判している。

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