テクマトリックス、64ビットWindowsアプリのメモリエラーを検出する「Insure++」を発売

テクマトリックスは、米ParasoftのC/C++対応メモリエラー検出ツール「Insure++ Enterprise Edition Ver.7.1.6」の販売を開始した。64ビットのWindowsアプリケーションにも対応しているのが特徴。

» 2009年12月17日 18時15分 公開
[西尾泰三,ITmedia]
Insure++7.1.6で実行時エラーを検出した様子

 テクマトリックスは12月17日、米ParasoftのC/C++対応メモリエラー検出ツール「Insure++ Enterprise Edition Ver.7.1.6」(Insure++)の販売を開始した。

 同製品は、メモリ破壊、メモリリーク、ポインタエラー、未初期化メモリ、I/Oエラーや、delete演算子の一貫しない使用の問題、メモリ割り当ての競合の問題などC/C++特有の検出困難なエラーをプログラムのコンパイル時や実行時に自動検出する開発支援ツール。エラーを検出すると、関連する変数名、エラーの原因となるファイル名、行番号、スタックトレース情報などをリポートする。

 ディレクトリ、ファイル、関数、ソースコードベースでのブロックカバレッジ情報を収集し、テストケースに反映させるTCA(Total Coverage Analysis)や、アプリケーションによるメモリ使用状況をリアルタイムにトレースするInuseなどの機能も用意されている。

 最新バージョンでは64ビットのWindowsアプリケーションに対してもエラーを検出することが可能となった。

 価格は、32ビット版が24万8000円、64ビット版が39万8000円(いずれもWindows版)。UNIX版は70万円から。



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