ミラクルとネクスコム、Zabbixアプライアンスを発表

ミラクル・リナックスとネクスコム・ジャパンは、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」を搭載したアプライアンス製品を2機種発表した。固定資産とならない20万円以下の価格帯で、システムの統合監視を実現する。

» 2010年01月20日 18時21分 公開
[ITmedia]
小規模システム向けのZBX2000。Atom N270を搭載している

 ミラクル・リナックスとネクスコム・ジャパンは1月20日、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」をアプライアンス化した「Zabbix統合監視サーバ ZBX2000」「Zabbix統合監視サーバ ZBX5000」を発表した。1月26日から販売開始する。

 同製品は、ネクスコムの提供するハードウェアに、ミラクルのLinux OS「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」とZabbixをプリンストールしたもので、ZBX2000が小規模システム向け(監視対象が20ノードまたは2000監視項目程度)、ZBX5000が中規模以上システム向け(同100ノードまたは1万監視項目程度)に設計されている。Zabbixのバージョンは1.6.8。

 価格はそれぞれ9万9750円、19万9500円と、どちらも固定資産の対象とならない20万円以下の価格で提供されているのが特徴。両社は、先着100ユーザーでZBX2000を20日間無償で貸し出しするキャンペーンも展開する。



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