Facebookで表示されたウイルス駆除依頼のメッセージを検索すると、詐欺ソフトの配布サイトに誘導されてしまうという。
米大手SNSサイトのFacebookでウイルスを削除するよう求めるメッセージが続出し、ユーザーが検索すると詐欺ソフトの配布サイトに誘導されてしまうという。セキュリティ企業のPanda Securityや英Sophosなどがブログで伝えた。
このメッセージでは、ユーザーにFacebookの使い勝手が良くないのはウイルスに感染した可能性があり、アプリケーション設定で「unNamed App」を削除してほしいと促す。しかし、設定画面にはunNamed Appのアプリケーションが表示されず、これを検索すると金銭を要求する偽セキュリティ対策ソフトのサイトへ誘導されてしまう。
当初は電子メール経由でメッセージが広まったが、多数のFacebookユーザーがこのメッセージを転送したり、掲示板に書き込みをしたりしたため、感染が急拡大しているという。
Facebookは、これはバグによるものであり、既に修正しておりユーザーへの影響はないと説明。対応をうたうサイトの中には、悪意のあるものが含まれているので注意してほしいと呼び掛けている。
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