日本IBMが4月1日付で組織を再編する。IBM ビジネスコンサルティング サービスを統合し、コンサルティングから情報システムの構築・運用までを提供する体制を作る。
日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は2月25日、4月1日付でアイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス(IBCS)と統合すると発表した。コンサルティングから情報システムの構築までを手掛け、企業の経営戦略の実行を支援する。
日本IBMは企業の経営戦略の支援強化を狙い、戦略コンサルティングに強みを持つアイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービスを統合。経営戦略やコスト構造の見直しといったコンサルティングサービスから情報システムの構築、アウトソーシングサービスまでを一括で提案する。これまで2社で別々に支援していた経営戦略の策定や実行を一本化し、企業の要望に即応できる体制を作る。
「アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービスの全社員が日本IBMに移り、コンサルティングサービス後のシステム構築サービスまでを迅速に提供する体制を作る」(日本IBM広報部)
アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービスは、日本IBMのグループ会社として2002年10月にコンサルティング事業を開始。日本IBMと事業や組織の連携を進めてきた。
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