3月のMS月例パッチは「重要」レベルが2件

Microsoftの月例セキュリティ更新プログラムは、日本時間の3月10日に公開する予定。

» 2010年03月05日 07時44分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは3月9日(日本時間10日)に2件の月例セキュリティ更新プログラムを公開し、合計8件の脆弱性に対処する。深刻度はいずれも上から2番目に高い「重要」レベルとなる。4日の事前通知で明らかにした。

 更新プログラムのうち1件は、Windowsに存在するリモートコード実行の脆弱性に対処するもので、Windows XP、Windows Vista、Windows 7が影響を受ける。

 もう1件ではOfficeのリモートからコードが実行されてしまう脆弱性に対処する予定。Office Suite、Office System、Office for Mac、Office Excel Viewerなど、Officeシリーズのソフトやコンポーネントが対象となる。

 Microsoftセキュリティ対策センターのブログによれば、今回の更新プログラムで対処する脆弱性はいずれも、細工を施したファイルをユーザーに開かせる形で悪用される恐れがあるが、ネットワークベースの攻撃経路は存在しないという。

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