Flash Player 10.2の新技術「Stage Video」は、ハードウェアアクセラレーションを活用してCPUへの負荷を減らし、高速化を図っている。
米Adobe Systemsはこのほど、「Flash Player 10.2」のβ版をリリースした。パフォーマンス向上のため「Stage Video」という新技術を取り入れている。
Stage Videoはハードウェアアクセラレーションを活用してパフォーマンスを改善するAPI。画質を向上させながら、プロセッサの利用を最大で85%削減するという。AdobeはFlash Player 10.1でH.264動画の再生にハードウェアアクセラレーションを活用しており、Stage Videoはそれを拡大している。Flash Player 10.2の正式版では、Stage VideoはFlash Playerで再生できる既存のWeb動画すべてに対応するという。
このほかバージョン10.2はInternet Explorer(IE)9のハードウェアアクセラレーション機能や、複数モニターでのフルスクリーンモードをサポートする。
Flash Player 10.2βはAdobeのサイトからダウンロードできる。
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