Google、ChromeブラウザとOSの更新版をリリース

安定版およびβ版の「Chrome 8.0.552.224」と「Chrome OS 8.0.552.343」では5件の脆弱性を修正した。

» 2010年12月14日 07時23分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Googleは12月13日、Webブラウザ「Chrome」ならびにPC向けのOS「Chrome OS」の更新版をリリースした。深刻な脆弱性を修正するとともに、安定性などの向上を図っている。

 Google Chrome Releasesブログによると、最新バージョンの「Chrome 8.0.552.224」(安定版およびβ版)と「Chrome OS 8.0.552.343」では5件の脆弱性を修正した。

 このうちカーソルを処理する際の問題と、64ビット版Linuxのメッセージデシリアライゼーション問題の2件が高リスクの脆弱性となる。残る3件は中リスクが2件、低リスクが1件となっている。

 WebブラウザのChromeはWindows、Mac、Linuxの各OSに対応。更新は自動的に適用されるが、ツールバーにあるレンチアイコンから「Google Chromeを更新」を選択しても更新できる。

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