日本ベリサインによるマルウェアスキャンで安全性が確認されたWebサイトには、チェックマークのシールが表示される。
NTTレゾナントは1月13日、同社が運営するポータルサイト「goo」のWeb検索にベリサインシールを表示する取り組みを開始した。日本ベリサインによるマルウェアスキャンで安全性が確認されているWebサイトにはシールが表示される。
この取り組みは、Webサイトを通じたマルウェア感染の危険からユーザーを保護するのが目的。日本ベリサインが昨年からWebサイト運営者向けに提供する「VeriSign Trust Seal」を活用し、マルウェア感染の恐れがないWebサイトについては、「gooウェブ検索」の結果画面にシールを表示する。マルウェア感染が発見されると、運営者が対処を完了するまでシールが表示されなくなる。VeriSign Trust SealではWebサイトのマルウェアスキャンと運営者の実在性をチェックしている。
NTTレゾナントは、Webサイトの信頼性をユーザーの目に見える形にすることで、検索サービスの利便性を高めたいとコメント。また日本ベリサインは、同社のシールが消費者の74%に認知されており、Webサイトの安全性を確認する手段になっているという。
なお、Webブラウザに「AVG Link Scanner」をインストールしている場合、Yahoo!やGoogleでの検索結果でもベリサインシールが表示される。gooの検索ではAVG Link Scannerを利用しなくてもシールが表示される。
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