Facebookがセキュリティ強化策 ソーシャル認証など導入

FacebookはHTTPS接続を拡大し、ユーザーの友人の写真を使ったソーシャル認証を導入する。

» 2011年01月28日 07時00分 公開
[ITmedia]

 Facebookは1月26日、新たに2つのセキュリティ強化策を発表した。

 1つは暗号化通信HTTPS接続の拡大だ。Facebookは現在パスワードを送信する際にHTTPS接続を利用しているが、これを拡大して、同サイトへのアクセスすべてに適用できるようにするという。ユーザーは「アカウントセキュリティ設定」からこのオプションを有効にできる。ただし、HTTPSを選択すると接続速度が遅くなる可能性があり、また現時点ではHTTPSをサポートしていない機能も一部もあるという。このオプションは数週間にわたって導入していく予定。

 もう1つはソーシャル認証と呼ばれるもので、従来のcaptcha(ユーザーに画面上の文字列を入力させて、ボットでないことを確認する)の代わりに、ユーザーの友人の写真を表示してその名前を答えさせる。

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