Google、Android 3.0とWeb版Android Marketを発表

Android 3.0のSDKは同日リリースで、ユーザーには3月末にお目見えする予定だ。

» 2011年02月03日 06時28分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは2月2日(現地時間)、タブレットに最適化した新プラットフォーム「Android 3.0(コードネーム:Honeycomb)」に関する発表を行った。同社は既に「2011 International CES」でAndroid 3.0を披露したが、今回は1時間かけて同プラットフォームの新機能と同日公開のデスクトップ版「Android Market on the Web」を紹介した。

 Android Market on the webは日本からも既に利用可能だ。ユーザーはAndroid端末で使っているのと同じGoogleアカウントでログインし、デスクトップのWebブラウザでアプリを選んで購入できる。購入するとAndroid端末に直接ダウンロードされるので、PCと接続して同期する必要はない(詳細は別記事)。

android デスクトップ版のAndroid Market

 Android 3.0のSDKは同日ダウンロードが可能になる(日本時間2日5時現在はまだ公開されていない)。ユーザーにお目見えするのは3月末になるという。

 Android 3.0のデモは米Motorola製のタブレット「XOOM」を使って行われ、ウィジェットを使う新しいユーザーインタフェースやGmailの2画面表示、グラフィックスエンジンの「Renderscript」を使った画像表示などが紹介された。

 デモにはパートナーの米Walt Disneyと米CNNが参加し、それぞれタブレット向けのアプリを披露した。iPhoneで人気のDisneyのアプリ「Tap Tap Revenge 4」では、アプリ内購入のデモも行われた。CNNは動画を多数閲覧できる「CNN」のほか、読者投稿サイト「iReport.com」にAndroidタブレットから動画を投稿できるアプリ「iReport」を紹介した。

 このデモの模様はYouTubeでライブ中継され、現在は公式サイトで閲覧できる(約50分)。

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