Microsoft、12件の月例セキュリティ情報の公開を予告

2月の月例セキュリティ情報は日本時間の9日に公開を予定する。12件のうち3件が「緊急」となる。

» 2011年02月04日 08時03分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは米国時間の2月8日(日本時間9日)に12件の月例セキュリティ情報を公開すると予告した。WindowsやInternet Explorer(IE)などに存在する合計22件の脆弱性を解決する予定。

 同社の事前通知によると、12件のセキュリティ情報のうち、深刻度が最も高い「緊急」レベルは3件あり、WindowsとIEが影響を受ける。残る9件は上から2番目に高い「重要」レベルで、Windows、Office、Visual Studio、IISなどが対象となる。

 今回対処する脆弱性のうち、Windowsのグラフィックスレンダリングエンジンの脆弱性(1月4日にアドバイザリー公開)と、IEのCSS処理に関する脆弱性(昨年12月22日にアドバイザリー公開)については既に情報が公表され、コンセプト実証(PoC)コードの出現も報告されている。

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