富士通フロンテック、ハンディーターミナルにウイルス対策ソフトを採用

富士通フロンテックは、発注業務向けのハンディーターミナル製品の推奨ソフトとして、カスペルスキーのウイルス対策ソフトを採用した。

» 2011年05月23日 15時07分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 カスペルスキーは5月23日、法人向けウイルス対策製品「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation 6.0 R2」が、富士通フロンテックの発注業務向けのハンディーターミナル「Patio700」の推奨製品に採用されたと発表した。

 Patio700は、OSに「Microsoft Windows Embedded POSReady 2009」を搭載し、量販店やコンビニエンスストアなどの発注業務向けのデータ収集端末として販売される。Webアプリケーションに対応したセンター集中方式のシステムを構築でき、入力したデータをインターネット経由でアップロードできるのが特徴。

 カスペルスキーによれば、POS端末やハンディーターミナルでも、インターネットやUSBメモリなどを介してコンピュータウイルスに感染する可能性がある。対策していない端末を社内システムに接続すれば、端末がウイルスの侵入経路になる恐れがあり、富士通フロンテックと共同でウイルス対策製品の動作検証を行い、同端末上で対策ソフトが正常に動作することを確認した。

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