16件のうち9件が「緊急」レベルとなり、IEに報告された「cookie乗っ取り」問題にも対処する。
米Microsoftは、16件の月例セキュリティ情報を6月14日(日本時間15日)に公開すると予告した。WindowsやInternet Explorer(IE)などの深刻な脆弱性に対処する。
同社の事前通知によると、16件のセキュリティ情報のうち最大深刻度が最も高い「緊急」レベルは9件あり、Windows、.NET Framework、Silverlight、Forefront Threat Management Gateway、IEが影響を受ける。IEの更新プログラムでは、ユーザーのコンピュータからcookieを盗み出してそのユーザーがログインしていたWebサイトにアクセスする「cookie乗っ取り」(cookieジャッキング)という攻撃の手口が報告された問題にも対処する。
残る7件はいずれも深刻度が上から2番目の「重要」レベル。WindowsおよびOffice、SQL Server、Visual Studioが対象となる。
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