金融向けのオンライン不正検知ソリューション、日本オラクルらが提供

日本オラクルとシグマクシスは、金融機関やECサイト事業者向けに「オンライン不正検知ソリューション」を提供する。

» 2011年07月28日 17時52分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルとシグマクシスは7月28日、金融機関やECサイト事業者向けに「オンライン不正検知ソリューション」を提供すると発表した。オンライン取引情報をリアルタイムに分析することで、ネット犯罪やマネーロンダリング(資金洗浄)などによる被害を抑止するという。

 オンライン不正検知ソリューションは、オラクルのリアルタイムデータ処理基盤「Oracle Complex Event Processing 11g」と、シグマクシスが持つ金融犯罪対策のノウハウを組み合わせたもの。Oracle Complex Event Processing 11gに、口座売買や不正口座からの現金引き出し、不適切な高額資金移動などの金融犯罪シナリオをルール化、テンプレート化して採用。アセスメントサービスも併せて提供し、短期での導入・稼働が可能だとしている。

 またオラクルは、専任のエンジニアやコンサルタント、サポート担当者を20人規模に強化する。シグマクシスでは、金融業務やセキュリティ、IT構築に関するメンバーで構成した「金融犯罪対策チーム」が対応する。

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