8月1日発売の「TimePro-CX プレミアムサービス」は大規模・長期の利用では割高になりがちの従量課金の課題を解決する「ハイブリッド契約型」のクラウドサービスだという。
アマノは8月1日、「TimePro-XG」をベースにクラウド化した「TimePro-CX プレミアムサービス」を発売した。
同サービスは従業員規模300人から2000人までの企業を対象とした就業管理サービス。ユーザーは(Web操作に対応した)パッケージソフトを購入することで、インターネット経由でアマノが提供するクラウドサービス(データのバックアップなど)を利用できる。ソフトウェア自体は購入しなければならないが、クラウドで提供される付帯サービスは必要に応じて月額課金で利用できるため、アマノではASPと買い取り型の特徴を併せ持つ「ハイブリッド契約型」のサービスだとしている。
アマノでは「従業員が数100人以上の規模だったり、長期間の利用を予定していたりする場合、ASPによる完全月額課金では割高になってしまう」としており、ハイブリッド契約型の本サービスについては「自社でサーバを設置する場合に比べ、初期投資や運用コストを15%から40%削減できる」としている。またサーバを設置しないため、節電にも寄与できるという。
TimePro-CXのソフトウェアライセンスは税別260万円から。TimePro-CX プレミアムサービスについては税別6万8000円/月となる。アマノでは2011年度中に150セットの販売を目指す。
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