アイリーンに関連した件名、添付ファイル、リンクを含んだメールには注意が必要だ。
米東海岸を襲ったハリケーン「アイリーン」への関心の高さに付け込んで、ユーザーをだまそうとするフィッシング詐欺メールやマルウェアが流通する恐れがあるとして、米セキュリティ機関のUS-CERTが注意を呼び掛けた。
US-CERTによると、過去にもアイリーンのようにメディアが集中的に報道するニュースや話題があると、それに便乗したフィッシング詐欺やマルウェアが報告されてきた。
詐欺メールは実在する送信元から届いたように装い、関心の高い話題に関連した件名を付けてあるのが常とう手段。受信したり開いたりすると、ユーザーのシステムを制御される恐れもある。
たとえ信頼できる相手から届いたように見えるメールでも、アイリーンに関連した件名、添付ファイル、リンクを含んだメールの扱いには慎重を期す必要があるとUS-CERTは助言している。
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