Microsoft、14件の月例セキュリティ情報の公開を予告

12月の月例セキュリティ情報は「緊急」レベルが3件と「重要」レベルが11件の、計14件を公開する予定。

» 2011年12月09日 07時18分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは、12月13日(日本時間14日)に12月の月例セキュリティ情報を公開する。今月は深刻度が最も高い「緊急」レベルが3件と上から2番目に高い「重要」レベルが11件の、計14件を公開予定。8日の事前通知で明らかにした。

 14件のセキュリティ情報では、Windows、Office、Internet Explorer(IE)、Microsoft Publisher、Windows Media Playerに存在する合計20件の脆弱性に対処する。緊急レベルの3件はいずれもWindows関連の更新プログラムを提供するもので、このうち1件はWindows 7やWindows Server 2008 R2を含むサポート対象の全Windowsが深刻な影響を受ける。

 Windowsの脆弱性をめぐってMicrosoftは11月に公開したアドバイザリーで、Win32k TrueTypeフォント解析エンジンに存在する未解決の脆弱性が新手のマルウェア「Duqu」に利用されていることを明らかにした。この問題を解決するための更新プログラムが12月の月例に含まれるのかどうかは明らかにしていない。

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