AWS、AWSクラウドと企業ITの専用線接続サービス「AWS Direct Connect」を国内提供

Amazon Web Servicesは、企業のIT環境とAWSのクラウドサービスを専用線で接続する「AWS Direct Connect」の国内提供を開始した。

» 2012年01月12日 11時15分 公開
[本宮学,ITmedia]

 米Amazon.com傘下のAmazon Web Services(AWS)は1月12日、AWSのクラウドサービスと企業の既存IT環境を専用線で接続するサービス「AWS Direct Connect」の国内提供を開始したと発表した。企業は同サービスの利用で、インターネット回線経由よりも安定的かつ快適なネットワーク接続を利用できるようになるという。

 AWS Direct Connectは、企業のSANやNASなどの既存資産を生かしつつAWSクラウドを使った拡張を可能にするという。企業は従量課金制で利用でき、使用したネットワークポートの数やAWSクラウドから外部へ向かうデータ転送量によって課金される。外部からAWSクラウドへのアップロードは無料。

 また、「AWS Direct Connect ソリューションプロバイダー」として、NTTコミュニケーションズ、KVH、ソフトバンクテレコム、野村総合研究所の4社を発表した。同4社はAWSのクラウド環境と企業のオンプレミス環境(データセンター、オフィス、コロケーションなど)の間にネットワーク回路網を構築し、企業のAWS Direct Connectの活用を支援するという。

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