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» 2012年01月17日 18時15分 公開

“エンタープライズにモバイルを” インフォアがモバイル対応を表明

ERPパッケージ「Infor10」などの情報をモバイル端末で利用するためのクラウド基盤製品群やアプリケーションなどを投入する。

[國谷武史,ITmedia]

 日本インフォア・グローバル・ソリューションズは1月17日、同社のERPパッケージ製品「Infor10」などをモバイル環境で利用するためのクラウド基盤「Infor10 Motion」やモバイルアプリケーション製品群を発表した。1月中にiPad、2月にiPhoneへの対応を図る。

 Infor10 Motionは、企業のシステムと同社データセンター上のクラウド環境を連携させるための「Infor10 Motion Server」、ユーザー管理やアプリケーション管理のための管理者向けツール「Infor10 Motion App Manager」、アプリケーション開発環境の「Infor10 Motion Builder」で構成される。モバイル対応は、まずInfor10 Motion ServerとInfor10 Motion App Managerを先行して提供し、Infor10 Motion Builderでは開発ツール(SDK)や開発者コミュニティーを展開するとしている。

Motionやインタフェース基盤「ION」を統合型基盤に位置付ける

 モバイル対応アプリケーションでは営業支援機能の「Road Warrior」やワークフロー管理の「ION Pulse」から提供。2012年中に出張時の業務管理や経費精算、人事、フィールド業務管理、受発注、生産管理、納品管理、メモなのアプリケーションと、これらのアプリケーションカタログを順次提供する予定で、2月までにiOS端末に対応し、Androidへの対応も計画する。対応言語は英語やフランス語、ドイツ語、日本語など9カ国語となっている。

 来日した米Infor プロダクトマネージャのニック・ボース氏は、Infor10 Motionの特徴について、「営業担当者など社外で活動するユーザーだけでなく、生産ラインなどの社内の現場で活動するユーザーにも焦点を当てている。“企業にモビリティの提供を”というのがコンセプト」と説明した。

 Infor10 Motionによるサービスは米国にある同社のデータセンターから提供するが、日本インフォア 執行役員ビジネスコンサルティング本部長の植木貴三氏によれば、2012年中にアジアのデータセンター(日本もしくはシンガポール)からも提供する予定だという。また同年後半には日本語版アプリケーションの提供、さらには国内企業と提携してSNSやニュース、企業情報などのマッシュアップサービスも計画しているという。

iPad上で起動させたRoad Warrior。写真では位置情報から近隣の顧客データを呼び出し、直近の取引情報などをグラフィカルに表示している。このほかにも顧客企業の検索、ワークフローやタスク管理などの機能も利用できる

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