国内で約1200拠点、3万5000人以上の従業員を対象に、ファーストリテイリングが新たな勤怠管理システムを導入した。
カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、本社や各ブランドの店舗など約1200の国内拠点で働く従業員3万5000人以上を対象にした勤怠管理システムを刷新した。システムを導入した日本インフォア・グローバル・ソリューションズが11月18日に発表した。
ファーストリテイリングが採用したのは、統合ワークフォース管理ソフトウェア「Infor WFM Workbrain」。勤怠管理や休暇管理、人的資源のプランニングなどの機能を持つ。同社はこれまで国産ベンダ製品をカスタマイズした勤怠管理システムを事業別で利用していたが、海外展開の広がりに伴い、グループ全体の従業員が国内外のどこにいても勤怠情報を入力でき、それらを一元的に管理可能なシステムを求めていた。
同社では今後、中国、香港、フランス、イギリス、米国、台湾、マレーシアなどのグローバル拠点においても勤怠管理システムを統合していく予定だ。
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