ファーストリテイリングが「Oracle Exadata Version 2」を採用

日本オラクルは、DWH製品「Oracle Exadata Version 2」がユニクロなどを展開するファーストリテイリングに採用されたと発表した。

» 2010年04月13日 15時23分 公開
[ITmedia]
Oracle Exadata Version 2

 日本オラクルは4月13日、衣料品ブランド「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングがデータウェアハウス(DWH)アプライアンスの「Oracle Exadata Version 2(Exadata v2)」を採用したと発表した。

 ファーストリテイリングは、商品企画から生産・物流・販売までを一貫して行う「SPA(アパレル製造小売企業)」モデルを確立したメーカーの1つ。同社では、経営管理の強化を目的にExadata v2をベースにした次世代情報システムの構築を決定したという。この次世代情報システムでは、システム基盤にNTTコミュニケーションズの仮想ホスティングサービス「Biz ホスティングエンタープライズ」を利用し、アクセンチュアがシステム構築を担当する。

 日本オラクルによれば、製造や流通分野におけるExadataの導入効果として、膨大な情報の集約や検索、分析処理の高速化を挙げる。これらの業種では部品管理や販売情報分析、製造/販売/在庫の一貫した管理計画などをグローバルで実施するためにExadataを採用するケースが増えているという。

 Exadataの導入企業には、ケーブルテレビ大手のジュピターテレコムやカルチュア・コンビニエンス・クラブ、北陸コカ・コーラボトリングなどがある。

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