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» 2012年02月13日 18時11分 UPDATE

「中小企業IT経営力大賞2012」を発表 経産省

優れたIT経営を実践する中小企業に贈られる「中小企業IT経営力大賞」の結果が発表され、メトロールなど3社が大賞に選出された。

[ITmedia]

 経済産業省は2月8日、優れたIT経営を実践する中小企業を表彰する「中小企業IT経営力大賞2012」を発表した。大賞にはメトロール(東京都立川市)、小林製作所(石川県白山市)、モトックス(大阪府東大阪市)の3社が選ばれた。

 選定理由について、精密機械器具製造業のメトロールは、世界17カ国の海外顧客向けにWebサイトを構築し、直販で受注している。生産管理システムを駆使することにより短納期生産を行うほか、クレジットカードなどによる電子決済で、原則円建て・前金での販売を実現した。数千点の精密部品を組み合わせた数百種類の工業用スイッチを、標準在庫品があれば世界中どこへでも一週間以内に配送できる体制を構築している。

 生産用機械器具の製造を手掛ける小林製作所は、生産管理システムを軸に、EDI(電子データ交換)受注から関連図面情報の検索と生産計画指示、進ちょく管理、原価管理などの情報流通を自動化することで、効率的な業務を実現した。加えて、従業員全員の作業状況をWebカメラで記録することにより、ワークフローを客観的に実態把握し、品質改善、技術の継承、スキルアップなどを目指している。

 ワイン輸入卸売業のモトックスは、仕入側、販売側の基幹システム、会計・給与などの勘定系システム、データ分析システムを構築、整備し、社内業務全般のインフラを確立した。この基幹システムから生み出される情報資産を営業戦略に活用するためWeb系販促システムを導入。特にスマートフォンとAR(拡張現実)を活用し、ワインのラベルやARマーカーに端末をかざすだけで、ワインやワイナリーの情報を画像や動画で提供できるシステムを開発して飲食店などに無償で提供している。

 中小企業IT経営力大賞2012には全国から180件の応募があり、大賞のほか、優秀賞10件、特別賞4件、審査委員会奨励賞6件と、合わせて23件が受賞した。

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