NEC、受託業務の内部統制保証報告書を取得

プラットフォームサービスのユーザー企業は、外部監査などでの対応を効率化できるという。

» 2012年03月26日 18時16分 公開
[ITmedia]

 NECは3月26日、川崎データセンターで提供するプラットフォームサービス「RIACUBE」「RIACUBE-V」について、「監査基準18号報告書」に準拠した内部統制保証報告書を取得したと発表した。4月から顧客企業がNECでのクラウドサービスの履行状況を客観評価できるよう、報告書の提供を始める。

 川崎データセンターおよび関西第二データセンターでは、サービス受託会社の内部統制に関する国際保証業務基準「ISAE3402」および米国保証業務基準「SSAE16」に準拠した受託業務(システム開発、運用、保守など)の内部統制保証報告書も取得している。

 ユーザー企業は、内部統制保証報告書を利用することで、NECに委託しているシステム業務に関する内部統制の経営者評価作業の負荷を大幅に軽減したり、外部監査人の対応を効率化したりできるとしている。

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