NTT Com、日米でIaaSサービスをスタート

日本および米国のデータセンターが選択できるほか、約150種類のAPIを利用できる。

» 2012年03月28日 15時50分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズは3月28日、IaaSのパブリッククラウドサービス「Cloudn(クラウドエヌ)」を発表した。30日から米国、6月から日本で提供をそれぞれ開始する。

 新サービスは日米のデータセンターを選択でき、ソフトウェア開発からコンテンツおよびアプリケーションのグローバル展開までの用途に対応できるという。月額の上限を定めた5タイプの従量課金メニューをそろえるほか、Webベースの管理コンソールも用意。また約150種類のAPIも提供し、仮想サーバなどの運用管理を自前で行いたいといったニーズにも対応する。

 サービス提供基盤には米Citrix Systemsの「Citrix CloudStack」を採用し、安定性や拡張性が高いサービスを実現したという。

 同社は、4月にオートスケール機能、7月にCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)連携機能、10月にオブジェクトベースのオンラインストレージ機能も追加する予定。PaaSサービスも計画し、7月から試験提供を行うことにしている。

仮想サーバプランの料金一覧
プラン名 vCPU メモリ ルートディスク 従量料金(起動中) 従量料金(停止中) 月額上限料金
プランvQ 0.25 512Mバイト Linux15Gバイト、Windows40Gバイト 1.995円/時 1.05円/時 945円
プランv1 1 2Gバイト 7.98円/時 4.20円/時 3780円
プランv2 2 4Gバイト 15.96円/時 8.40円/時 7560円
プランv4 4 8Gバイト 31.92円/時 16.80円/時 1万5120円
プランv8 8 16Gバイト 63.84円/時 33.60円/時 3万240円
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