オープンソースのクラウド基盤技術を検証、タスクフォースが設立

クラウド利用促進機構、オープンクラウドキャンパス、クラウド・ビジネス・アライアンス、北海道大学情報基盤センター、NTTコミュニケーションズの5団体が発起人となる。

» 2012年02月03日 15時22分 公開
[ITmedia]

 クラウド利用促進機構とオープンクラウドキャンパス、クラウド・ビジネス・アライアンス、北海道大学情報基盤センター、NTTコミュニケーションズは2月3日、オープンソースベースのクラウド基盤技術の普及や利活用の促進を目的とした「オープンクラウド実証実験タスクフォース」を設立すると発表した。

 タスクフォースは、OpenStackやCloudStack、OpenFlow、CloudFoundryといったオープンソースのクラウドコンピューティング基盤技術の相互運用性について、IaaSやPaaS、ストレージ、ネットワーク、ファシリティなどの観点から検証を行う。

 現在のクラウドコンピューティングでは「コミュニティクラウド」と呼ばれる特定分野向けサービスも出現するなど、サービスの内容が多様化しており、複数サービスの連携にも関心が高まっている。特にクラウド基盤を構成するオープンソース実装については、個別評価するに留まるケースが多く、複数を実装、連携させた際の動作を実証する機会が乏しいという課題があった。

 活動期間は2013年3月31日までとしている。

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