Twitterに公開アカウントの「アドレス帳」がいつの間にか登場

Twitterが、公開されているユーザーアカウントのユーザー名をアルファベット・数字順にソートした「アドレス帳」をひっそり公開していた。

» 2012年10月09日 14時09分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 TwitterのWeb版(twitter.com)でログアウトすると、ページの下に「アドレス帳」というリンクが表示されるようになった。米Search Engine Landによると、数週間前からのことという。

 このリンクをクリックすると、「Profiles Directory」というページが表示される。「公開されているTwitterプロフィールをアルファベット順の名前から探してみましょう。1から26までの番号はローマ字以外の文字で始まる名前を一覧で表示しています」という説明がある。

 twitter アドレス帳

 公開されているTwitterの「プロフィール」にある「ユーザー名」(@で始まるアカウント名ではなく)をアルファベット、数字(ローマ字以外の文字)順にソートしたものだ。ユーザー名に日本語などのローマ字以外を使っている場合(例:ITmedia エンタープライズ─@itm_enterprise)も掲載されている。

 このアドレス帳は階層が深く、実際に目的の名前を探すのにはかなり根気が必要だ。例えば「ITmedia News─@itm_news」を探すためには5階層進む必要があった。

 itmedias 一連のアイティメディアのアカウント。「エンタープライズ」はユーザー名にカタカナを使っているため、このページには表示されない

 Search Engine Landが、このアドレス帳の制作意図をTwitterの広報担当者に尋ねたところ、「ユーザーがさまざまな検索エンジンで目的のアカウントを見つけるようにするため」と答えたという。つまり、ユーザーが直接使うツールというよりは、Google検索やBingなどで人名を検索した場合に、Twitterのユーザーアカウントが表示されるようにするのが目的ということのようだ。

変更履歴:当初「アルファベット以外の文字を使ったアカウントは表示されない」としていましたが、表示できることが分かったため、修正しました。[2012/10/10 06:00]



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