Microsoft、6件の月例セキュリティ情報公開を予告 Windows 8やRTにも深刻な影響

6件のセキュリティ情報のうち4件が、深刻度の最も高い「緊急」レベルとなる。

» 2012年11月09日 07時24分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは、6件の月例セキュリティ情報を米国時間の11月13日(日本時間14日)に公開し、WindowsやInternet Explorer(IE)の深刻な脆弱性に対処する。8日の事前通知で明らかにした。6件のうち4件が、深刻度の最も高い「緊急」レベルとなる。

 事前通知などによると、緊急レベルの4件では、WindowsとIEおよび.NET Frameworkに存在する計13件の脆弱性に対処予定。Windowsの脆弱性は、リリースされたばかりのWindows 8やWindows RTに深刻な影響を及ぼすものも含まれる。IEの脆弱性はWindows Vistaと7に搭載されているIE 9が特に深刻な影響を受ける。

 残る2件のセキュリティ情報は、深刻度が4段階で上から2番目の「重要」レベルが1件と、下から2番目の「警告」レベルが1件で、それぞれOfficeとWindowsの脆弱性を修正する。

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