ウイングアークがBIツール「MotionBoard」の最新版を提供。ダッシュボード機能を強化し、作成できるチャートの種類や表現の幅を広げたという。
ウイングアークは11月15日、ビジネス分析(BI)ツールの最新版「MotionBoard Ver.4.1」を16日に発売すると発表した。価格は25ユーザー当たり400万円から。
MotionBoardは、データウェアハウス(DWH)やリレーショナルデータベースなどさまざまなデータソースを参照、分析し、グラフやチャートを用いたダッシュボードとして表示するBIツール。新バージョンはダッシュボード機能を強化し、作成できるチャートの種類を増やしたほか、チャート作成中にプレビュー画面を確認しながらデータセットを設定できるようにした。
また、インストール先マシンの空きメモリ量に応じてキャッシュサイズを自動調整する「メモリオプティマイザー」機能を搭載。これにより、単位時間当たりの処理能力を従来版(Ver.4.0)と比較して約4倍に向上させたという。スマートフォンやタブレット端末上でのユーザーインタフェースも刷新し、使い勝手を向上させたとしている。
今後は「Teradata データベース」などのDWHアプライアンス製品や、Twitter、FacebookをはじめとするSNSのデータを取り込める専用アダプターをオプションで提供するとしている。
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