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» 2012年11月19日 14時26分 UPDATE

トレンドマイクロ、制御システム向けのセキュリティ製品を発表

社会インフラや生産工場などの制御システムを狙うサイバー攻撃対策となる、ホワイトリストベースのセキュリティ製品を発売する。

[ITmedia]

 トレンドマイクロは11月19日、エネルギー供給や工場の生産管理などに使われる制御システム向けのセキュリティ対策製品「Trend Micro Safe Lock」を発表した。2013年1月7日から受注を開始し、1年間で100社への導入を目指すとしている。

 Trend Micro Safe Lockは、制御システムの稼働を監視する「HMI(Human Machine Interface)」やスイッチ、ポンプ、バルブなどの装置をコントロールする機器のプログラムを更新する「EWS(Engineering Work Station)」、生産計画や工程管理などを行う端末などを対象にしたセキュリティソフトウェア。

 ユーザーが許可したプログラムだけを実行する「ホワイトリスト式」を採用し、マルウェアなどユーザーが許可していないプログラムはシステムで実行させない仕組み。ウイルス対策ソフトのように定義ファイルを更新する手間がない。また、システム保守のデータ更新作業などに使うUSBメモリにマルウェア混入の有無をスキャンしたり、駆除したりする製品「Trend Micro Portable Security」とも連係する。

 同社によれば、従来の制御システムは、独自のOSやクローズドなネットワーク環境で運用されてきたものの、近年は汎用OSの利用や外部ネットワークとの接続などオープン化が進んでいる。システムに不正プログラムが侵入するリスクが高まっており、万一システムに問題が発生すれば、社会に深刻な被害を及ぼす危険性を伴う。

 今後、トレンドマイクロでは製造業の生産管理システムや電力、ガス、水道の供給監視システムなどを対象に、制御システム向けセキュリティ製品群の開発を進める方針。制御システムに関連するベンダーやシステムインテグレーターとの提携も推進していくという。

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