3月の月例セキュリティ情報は日本時間の3月13日に公開予定。7件のうち4件が「緊急」レベルとなる。
米Microsoftは、7件の月例セキュリティ情報を米国時間の3月12日(日本時間13日)に公開し、Internet Explorer(IE)やOfficeの脆弱性に対処する。7日の事前通知で明らかにした。
最大深刻度が最も高い「緊急」レベルのセキュリティ情報は、セキュリティ情報7件のうち4件を占める。対象となるのはWindows、IE、Office、開発ツールのSilverlight、およびSharePoint Serverなどのサーバソフト。
このうちIEの脆弱性は、Windows 8とRT上のIE 10を含めて、クライアント版のIEの全バージョンが深刻な影響を受ける。また、OfficeはVisio Viewer 2010、Visio 2010 、Office 2010 Filter Packなどに深刻な脆弱性が存在する。
残る3件のセキュリティ情報の深刻度はいずれも「重要」レベルで、Windows関連が1件、Office関連が2件となっている。このうちの1件は、Office 2008 for MacとOffice for Mac 2011の脆弱性修正を予定している。
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