カメレオンコードを活用したO2Oサービス、日本ユニシスがテストマーケティングを実施

日本ユニシスは、2次元カラーコードを活用した、位置情報サービスや電子クーポン、ポイントラリーなどのO2Oサービスのテストマーケティングを「'13食博覧会・大阪」で実施する。

» 2013年04月26日 17時17分 公開
[ITmedia]

 日本ユニシスは、4月26日から5月6日までインテックス大阪で開催される「'13食博覧会・大阪」で、2次元カラーコードを活用した、O2O(Online to Offline)サービスのテストマーケティングを実施すると発表した。

 同社は、「カメレオンコード」と呼ばれる2次元カラーコードとスマートフォンの組み合わせで、バーコードやQRコードを読み取るための距離といった問題を解決し、ショッピングモールや駅の地下街などのGPSの利用ができないエリアで、利用者への新たな価値創造や企業への新たなビジネスを提案するとしている。

 カメレオンコードは、シフト(東京都世田谷区)が開発した、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックを基本色とした、高速で高精度の複数同時認識が可能な2次元カラーコード。QRコードのようにカメラを接写する必要がなく、離れた場所からスマートフォンなどの端末をかざすだけで、現在位置などの情報を読み取ることができる。デザイン性にも優れており、ポスターやデジタルサイネージでの利用にも適している。屋内位置情報の提供と電子クーポンやポイントサービスとの連携やeコマースへの誘導、トレーサビリティといったさまざまなシーンでの利用が想定されている。

カメレオンコード

 日本ユニシスは、カメレオンコード活用の第一弾として、GPSの利用が困難な屋内で開催される「'13食博覧会・大阪」での位置情報サービスと、電子クーポンなどの情報の配信やポイントラリーなどのO2Oサービスのテストマーケティングを実施する。来場者は、スマートフォンアプリ「食博ナビ」を通してカメレオンコードを読み取ることにより、ブース情報や電子クーポンが入手できるだけでなく、待ち時間を楽しむためのスロットなどのミニゲームやスタンプラリーといったサービスを利用することができる。

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