ヤマハ、新O2Oサービスの基盤にクラウドを活用

ヤマハは、O2Oサービス「QooPo」に、SaaS型のポイント管理サービス「PointInfinity」を採用した。

» 2013年05月07日 16時34分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは5月7日、新たに開始するO2O(Online to Offline)サービス「QooPo」のシステム基盤に、日立ソリューションズのSaaS型ポイント管理サービス「PointInfinity」を採用したと発表した。

 QooPoは、顧客の来店を音波で認識し、ポイント付与やクーポン配布を行う来店促進サービス。ユーザーの位置情報を基に近隣店舗のキャンペーン情報を表示し、来店した店内に流れる音声を検知することで自動的にポイントを付与する。店舗運営者は新規顧客獲得や来店頻度向上を図ることができる。音にデジタルデータを埋め込んで情報を発信するヤマハの技術「INFOSOUND」の小型発信機を店内に設置するだけで導入が可能だ。

 ヤマハが採用したPointInfinityは、複数のポイントの管理を1つのシステムで実現し、直営店やフランチャイズ経営など、5階層での加盟店管理が可能。加盟店グループ、加盟店ごとに集計機能を実装したり権限設定を行ったりするほか、SaaS型のため低コスト、短期間でポイントシステムが構築できるという。

「QooPo」の利用イメージ 「QooPo」の利用イメージ

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