サンマーク出版、業務用端末にクラウド型セキュリティサービスを導入導入事例

サンマーク出版は、全国の拠点で使用する約60台の業務用端末に、トレンドマイクロのクラウド型セキュリティサービスを採用した。

» 2013年05月22日 18時31分 公開
[ITmedia]

 サンマーク出版が、全国9カ所の営業所や自社物流センターで使用する約60台の業務用端末に、トレンドマイクロのクラウド型セキュリティサービス「Trend Micro Security as a Service」のエンドポイント向けセキュリティ対策を採用した。トレンドマイクロが5月22日、発表した。

 同社は、ビジネス書や実用書の発行、海外との版権売買や電子書籍の販売など幅広い分野の出版事業を全国規模で手掛ける。全国で使用する業務用は、東京本社のIT管理部門で管理している。これまでIT部門が購入したセキュリティ製品を各端末に導入していたが、遠隔地にある業務用端末のセキュリティ状況をIT管理部門で把握できず、セキュリティ対策が徹底されているかどうか分からないという課題があった。また、各端末に個別に導入したセキュリティ製品に対する更新時期の管理や、セキュリティ対策費用の予算管理の煩雑さもIT管理部門の負担になっていたという。

 このため、サンマーク出版では管理サーバが不要で、遠隔地の端末を一元的に管理できる点を評価し、2012年7月に「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」を採用した。これにより、ライセンス管理が一本化され、管理部門の負担を軽減することができた。

 ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスはWindowsやMacなど複数OSに対応しているため、社内のWindows PCやMacに対して一律のセキュリティポリシーを適用することができるようになった。電子書籍事業を積極的に進める同社では、Android OSを搭載したモバイル端末の業務活用を積極的に行っており、今後こうしたモバイル端末にもウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスでのセキュリティ対策の導入を検討しているという。

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