2013年1QのPC国内出荷は4.6%減の412万台――IDC調べ

1〜3月期のクライアントPC出荷台数は、ビジネス市場で前年同期比9.0%増となる一方、家庭市場では同比20.0%減になった。

» 2013年05月27日 18時00分 公開
[ITmedia]

 IDC Japanは5月27日、2013年第1四半期(1〜3月)の国内クライアントPC出荷実績を発表した。出荷台数は前年同期比4.6%減の412万台となり、ビジネス市場では9.0%増の249万台だった一方、家庭市場は20.0%減の163万台だった。

 同社によると、家庭市場のPC出荷台数は非常に厳しい結果だった。多くのベンダーが2けたのマイナス成長となる中で、国内シェア6位のアップルがキャンペーンなどによって前年同期比27.3%増となった。ビジネス市場では円安によって企業の業績が回復基調への期待が高まったこと、2014年に4月にサポートが終了するWindows XPの買い換えを早める企業が増えたことが要因となり、プラス成長を維持した。

 ベンダーシェアではNEC レノボ グループが家庭市場で22.8%減、ビジネス市場では2.4%増となり、全体では8.6%減だった。富士通は、家庭市場で33.4%減、ビジネス市場で23.0%増、全体では0.9%増、東芝は家庭市場で17.8%減、ビジネス市場で12.3%増、全体で5.0%減、HPは家庭市場で41.9%減、ビジネス市場では1.4%減、全体で9.0%減、デルは家庭市場で16.9%減、ビジネス市場で17.1%増、全体で10.7%増となった。

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